#note
その場にいた時はあんまりわかってなかったけど、ひとりになって、帰宅途中の電車の中で、急につらい気持ちが押し寄せてきた夜だった。

で、ちょっと前に読んだ認知行動療法の本 についてたワークシートのことを思い出す。めんどくさすぎてできなかった。でも、とにかく「在外化」が大事…!ということが頭に残ってて、それっぽいことがおきました、というメモ。

長くなっちゃったので、要約すると、「訳もわからずすごく悲しかったけど、人に話したら(在外化したら)悲しみの原因がわかりました。嬉しいです。」という話です。ありふれすぎ。

悲しみの原因としては、「新しく出会った人たちが優秀に見えて、比べて自分は惨めでキツい」です。
現場にいたとき、細々とグサグサ刺さる相手の行動や発言はあったものの、モヤモヤの原因はわかりませんでした。まだ、相手がいい人なのか悪い人なのかもわからない。相手に悪意はなさそうだけど、自分は傷ついている感じがある…なんか相性悪いか…?という程度のもやっとした気持ち。

解散後、電車の中でものすごい疲労感を感じてぐったり。初対面の人との会話は緊張もあるし、気も使うし。1人になって改めて思う、あの人こう見えたな、いいな、私はできないかもな…そもそも私、今日、うまくお相手できたのかな、全然だめだったな、あの人のあのセリフの真意は、もしかしたら…。(今思うと、自動思考のオンパレードだ!やばいね。)

ざわざわと不安になる。駅から帰宅するまでに、頭がすごく痛くなる。ベッドに入るともう涙が止まらなくなってしまった。Xには「ボロボロだ」「つらい」などと書いた(なんだかわかんないけど心がボロボロになった!つらい!の意)。心を落ち着かせるためにシシーを眺め、フレンドさんが送ってくれたプレゼントに気づいて歓喜する。(ありがとう!!!!!)でもスマホを閉じるとまたつらい気持ちになった。(情緒)

苦しみを紛らわそうと犬の散歩に行く。一緒に来てた妹が「今夜はどうだった?」と聞いてくれたけど、言葉がつっかえてうまく話せない。苦しかった…嫌だった、とだけ言って、あとは何も言えなかった。
次の日、朝起きて朝ごはんを食べている時、妹が「結局何が嫌だったんだっけ?」と聞いてくれたので、今度は正直に話した。話しているうちに集約された「嫌だったこと」は、2つあった。

・自分より年下の子たちがカッコよく見えて、自分は何してんだ〜ってショックを受けたこと
・自分の行動がよくなくて、思った通りにできずに失敗したこと

ああ〜なんだ、私、もっと上手くなりたくて泣いてたんだ…

えっ…偉すぎない???

こう書くと、そんなことで泣きおって…という方もいるかもしれないけど…(私もそう思いました。)

辛くて苦しい時、相手のどんな行動で傷ついたのか、そしてどうして自分はその行動で傷ついたのか、私はよくわからないことの方が多い。わからないまま悲しんでいる。整理する前に、脳内の自分が「辛いのは自分が未熟だから自業自得!みんな辛い、辛がるな」と言い出すからだ。つまり"悲しがっている自動思考"に対する反論としての自動思考が起きるんですね。(そんなのますます辛くなっちゃうじゃん…全部正しいからよ…!!)でも、このカウンター的な態度ではなく、「自分は辛かった」「苦しかった」「悲しかった」という"状態"をそのまま受け止めることができたら、気持ちを整理して、「解決できる次の課題」として認識できるようになる。(うまく言えなくてごめん)

結局その子たちに抱く気持ちは恐怖からリスペクトに変わったので、自分が苦手なところをどうやってやってるのか、今度聞いてみることにしました。

でも、自分の気持ちに正直に向き合うのって、それも結構苦しいよな…。今回は、人に話を聞いてもらったけど、これも心がめちゃくちゃだと正直に話すのがすごい嫌だったりするので、そこをグッ!と思い切って口に出すのがいちばんの壁かなと思いました。でもこれも、相手が「"状態"として受け止めてくれる人」ならいいけど、「自分のカウンター的自動思考と同じことを言ってくる人」だったらやばいよな。傷つきやすいぷるぷるの心が弾け飛んで死んじゃうよ。

人に頼らず紙とかに書けるといいけど…(最初の本のワークシートに戻る)。でも個人的には、「聞きたがってる相手に答える」というシチュエーションが結構効力を発揮している気がする。1人で紙に書くのとかやらなさそう。悲しがってる間は、思い出すのも嫌だもんな…。▲CLOSE