占い師と心理学のセラピーは似てるらしい。話を聞いて、その人の辛さに寄り添い、その人が自分のトラウマや過ちを見つめ直せるように手伝う。希望に向かって、背中を押す。これは脚本をつくるのに似てるなっって気がする。脚本は人間の話なので、当たり前かもしれないけど。

誰かの話に耳を傾けて、その人が成長できるように準備する。背中を押して、めげそうなときに応援する。脚本家は、主人公にとって、何よりも辛い坂を作る。坂を登るのは楽しくないよ。しかも上り切った後に転げ落ちると相場が決まってる。でもその坂が必要なことを、脚本家は知っている。だから坂を登らせる。そのあいだ、ずっと応援してる。坂を上り続けるあなたを。上りきれますように。負けませんように。自分の中に、変わる力を見つけられますように。

心理学者から脚本家になった人もいる。占い師から脚本家になった人もいる。心を見つめ続けるひとたちは優しい。創作をする人たちは、心を見つめる力がある人たちだとおもう。心はつらい。弱いし、脆い。だからいろんなひとたちが、一緒に心を見つめて、手伝ってくれる。あなたのために祈り続ける。悲しみが少なくなりますように。困難を乗り越えられますように。ハッピーエンドに、なりますように。▲CLOSE