#感想
『TENET テネット』(2020)みた

1回見ただけでは意味がわからなくて2回見た。(配信の時代に生まれた映画すぎる…)アイディアとアクションの面白さはとびきりすごくて興奮したけど、話が難解すぎて感情移入はできなかった…。終わり方ももやもやしてすっきりしない。でもこれを映画にして提供してくれるノーラン監督はやっぱりすごいと思う(緻密すぎて、よくこんなの作ろうと思うなあ…の意)。

初回よりは2回目のほうが確実に面白いので、2回は見て欲しいかも。2回見ないと良さがわからないとも言える…(でも150分をもう一度見ろというのは結構きついよ…)(もうちょっと優しくしてほしいな…。)

逆行カーチェイスと最後の大戦シーンがやっぱり見てて面白かったけど、個人的には空飛ぶヨット(フォイリングカタマラン )のレースシーンも同じぐらいびっくりした〜。完全に浮いてたもんな〜…なにこのおもしろレースは…。富豪の遊びという感じが強烈に伝わってきてすごいよかった。スパイものって(この映画をこう分類していいかわかんないけど)「世界中の美しい街と高級モータースポーツ(カーチェイスも含む)を堪能できる」みたいなところがある…。

デビッキ様は美しすぎてこういうかわいそうな妻役で辛酸を舐めているか、高いハイヒールで男性をいじめ抜いているかどっちかですね…。同じように美しくも不幸な目に遭って泣いているデビッキ様を堪能したい気分になったので「ナイト・マネジャー」もあとでみようっと。▲CLOSE