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水槽の底

2ndサーバーの「音」



「水槽の底は静かだな…」「いいでしょ!僕、気に入ってるんだ。自然の音しかしないから…落ち着くし、集中できるし、眠りたいときすぐ眠れる」「あはは、いいことが多いんだな」「ハチコもすぐ寝れるでしょ?いつもソファで寝てるもんね」「あー、そうだなぁ…。俺は静かだからっていうより、安心できるからかな…」「…ちがうの?」

「…静かすぎると、自分が今、どこにいるかわかんなくなるときがあるんだよなあ。風が止んで、鳥の声もしなくて…」「…こわくなる?」「んー、こわいってわけじゃないんだけど…2ndじゃないんだなあって思う…。2ndはさあ、ずっと音がしてるんだよ。あの雑踏が、急に懐かしくなる…」「…さみしくなる感じ?」「うーん、単純に、違うところにいるなって。それが嬉しい時もあるんだぜ。鯉壱のソファにいると、目ェ閉じてても安心するんだ。クッキーとか紅茶の匂いとかするし。居られるの嬉しいっていうか」「そっか〜…じゃあ、安心して寝てるんだ…」「ニコニコしてるなあ〜」「いひひ」

「どんな音がするの?」「ん?」「2ndサーバー…ずっと音が鳴ってるって…」「うーん。音っていうか…言葉にするのは…ちょっとむずかしいな。なんていうか、唸り声みたいな、地面が揺れるときの音みたいな…振動の音なんだよな…」「地面が揺れる音?」

「地震みたいなデカいのじゃないぜ。人って生きてるとさあ、揺れるんだよな、立ってるところが。それぞれのリズムで揺らすことになるんだよ。2ndってさ、台地になってるんだよな。地面の深いところが、こう、一枚岩の岩盤になってんだよ。だからそこに音が集まって、響いてくるんじゃないかって思ってるんだけど…」「へえ〜!おもしろいね!楽器みたい…」「そうだなぁ…そうかも。低くてやさしいっていうかさ。なんか1人じゃないって感じがするんだよな」「音楽みたいな?」「そこまで高尚な感じでもないんだけどなぁ。どこにいても響いてるんだよ。ずーっと、空気の奥の方でうっすら続いてる。戻ると、ああ、帰ってきたなーって思うっていうか…」

「僕も聴いてみたいな〜」「鯉壱も2ndに遊びに来いよ。転の店とかさ、見せてあげる」「案内してくれる?」「うん、するする」「やったあ、楽しみだな〜」「別に、そんな楽しい場所ってわけでもねえけど…まあ、鯉壱も生まれ故郷だもんな」「地面、ビリビリするのかなー」



2ndサーバーってどういうところ?って聞かれた時に、転が「最低最悪」と言いそうなのに対して、蜂散さんの回答は「うーん、普通かな」というようなものであって欲しい。
昔は来ちゃダメ!って感じだったと思うけど、クインさまと仲直りしたら鯉壱も連れてってくれるんじゃないかな〜。
蜂散さんのホームはあくまで2ndであってほしい。城は好きじゃないと思ってるだろうだけど、2nd自体は嫌いじゃないと思う。他のサーバーに比べて、モンスターとリヴリーの距離が物理的にも心理的にも近いっていうのもあるんだろうなあ。近すぎてストレス、ってのももちろんあると思うが…。ちゃんと大事にしてて欲しいな〜。
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